花庄

久しぶりにお花をお話を。

今回の花はカトレアです。

原産地は中南米、ラン科の植物。美しいを花を咲かせることからよく栽培され、有名な洋ランです。洋ランの女王とも言われるそうです。

原産は中南米ですが、分布は広くコロンビア、ベネズエラ、ブラジル、エクアドルなどに分布し特にアンデス山脈等の標高100～1500ｍ程度の森林地帯に生息します。

非常に大輪で派手な花であり言わば洋ランの代名詞として扱われ、切り花としては華麗さと高級感を演出してくれます。

名前の由来は最初の収集者で最初に栽培で花を咲かせたＷｉｌｌｉａｍ　Ｃａｔｔｌｅｙにちなみ、献名されたものです。

Ｗｉｌｌｉａｍ　Ｃａｔｔｌｅｙが南米から送ってもらった植物の梱包材として使われていた着生植物（カトレア）に興味を持ち栽培してみたところ予想もしなかった見事な花をつけたため、イギリスの植物学者Ｊｏｈｎ　Ｌｉｎｄｌｅｙが記載して献名したという逸話もあります。

発見の当初より美しさのためによく栽培される反面、新たな種の発見に努めるものも多かったようです。現在では野生種は40種ばかり知られています。それらを元にした品種改良も行われ、多くの交配品種があります。

今でも３種、４種を合わせて花の色や形の範囲を広げることを目指して行われています。

特に別府は温泉地熱を利用して栽培が盛んです。カトレア、シクラメン、観葉植物の管理などに活用されています。

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